アジア主義
中島 岳志
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戦後、侵略主義の別名として否定された「アジア主義」。しかしそこには本来、「アジアの連帯」や「近代の超克」といった思想が込められていたはずだ。アジア主義はどこで変節したのか。気鋭の論客が、宮崎滔天、岡倉天心、西田幾多郎、鈴木大拙、柳宗悦、竹内好らを通して、「思想としてのアジア主義」の可能性を掬い出そうと試みた大著。戦後、侵略主義の別名として否定された「アジア主義」。しかしそこには本来、「アジアの連帯
中村屋のボース インド独立運動と近代日本のアジア主義
ラース・ビハーリー・ボース。 その男は、1910年代のインドを代表する過激な独立運動の指導者である。イギリス官憲に追われ、インドに留まることに身の危険を感じ、武力革命のための武器と資金を調達すべく海外へと逃亡した。逃亡先として彼が目をつけたのが、国力を高めていた日本の地であった。 時は第1次大戦中、日英同盟を楯に、イギリス政府は執拗にボースの身柄受け渡しを要求する。国外退去命令を受け、追い詰められ