西澤保彦(ニシザワヤスヒコ ) 1960年高知県生まれ。アメリカ・エカード大学創作法専修卒。第1回鮎川哲也賞最終候補を経て、95年『解体諸因』でデビュー。〈匠千暁〉シリーズや、〈神麻嗣子〉シリーズ、〈腕貫探偵〉シリーズで人気を博す。近著に『探偵が腕貫を外すとき 腕貫探偵、巡回中』『下戸は勘定に入れません』『さよならは明日の約束』などがある。
ぬいぐるみ警部の帰還
西澤 保彦
评分 7.1分
殺人現場にぽつんと遺されたぬいぐるみ、いったい何を語る? 美形の警部・音無美紀の密かな楽しみは、ぬいぐるみを愛でること。愛するぬいぐるみから優れた洞察力で、手がかりを発見する。そして、男勝りの言動の一方で音無にぞっこんの則竹女史、ミステリおたくの江角や若手の桂島など、個性派刑事が脇を固める、〈ぬいぐるみ警部〉シリーズ連作集第一弾。ファン待望の文庫化。著者あとがき=西澤保彦/解説=霞流一
念力密室!―神麻嗣子の超能力事件簿
〈超能力者問題秘密対策委員会出張相談員・(見習)〉神麻嗣子(かんおみつぎこ)と、売れないミステリ作家・保科匡緒(ほしなまさお)、そして美貌の警部・能解匡緒(のけまさお)との不思議な出会いが、ミステリ・シーンを変えた!“密室”。この深奥かつ甘美な本格のテーマを自在に構築し謎を解く、西澤保彦の神技、そして奇想の世界を、とくとご賞味ください! ●著者のことば <p