唐代沙陀突厥史の研究
西村陽子
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【序文より(抜粋)】 本書はテュルク系遊牧民である沙陀突厥と、唐王朝(李氏:618─907)との関係を軸にして、唐初以来の羈縻州のあり方や沙陀集団を構成した遊牧系諸部落、ソグド人との関係、残された編纂史料の偏りなどに着目しつつ、五代の諸王朝を成立させるに至る沙陀突厥の興起を、東部ユーラシア史の中に位置づけようとする試みである。 沙陀突厥は、唐王朝末期に龐勛の乱(868─869)と黄巣の乱(874─