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仙境異聞・勝五郎再生記聞
平田篤胤, 子安宣邦 校注
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文政三年、浅草観音堂の前にふいに現れた少年寅吉。幼い頃山人(天狗)に連れ去られ、そのもとで生活・修行していたという。この「異界からの帰還者」に江戸の町は沸いた。知識人らの質問に応えて寅吉のもたらす異界情報を記録した本書は、江戸後期社会の多層的な異界関心の集大成である。生れ変り体験の記録『勝五郎再生記聞』を併収。
霊の真柱
平田篤胤, 子安宣邦 校注, 平田笃胤
古学の徒は大倭心を堅固にもつことが肝要であり、そのためには「霊の行方の安定」を知る必要がある。そこで、宇宙の開闢から天・地・泉の生成とその形象を、十箇の図と古伝により説明し、その過程を貫いている神々の功業を明らかにして、霊魂の行方を論じた書。篤胤の幽冥観を確立し、国学的宇宙論に新たな展開をもたらした重要著作。