北上 秋彦

1950年岩手生まれ。1995年に保険調査員としての経験を活かした短編「現場痕」を“小説non”に発表しデビュー。1997年、初の長編にして初の著書『種の終焉』を刊行。スケールの大きな謀略サスペンスや、保険調査員の実体験を基にした作品などを手掛けている。特徴的な筆致ではないものの読みにくくはなく、文章面から読者を選ぶことはないかと。