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日本語の格標示と分裂自動詞性
竹内 史郎, 下地 理則
出版社
くろしお出版
出版时间
2019-04-01
ISBN
9784874247938
评分
★★★★★
书籍介绍
本書は、2017年7月2日に行われた、成城大学大学院文学研究科・国立国語研究所共同研究プロジェクト「日本の消滅危機言語・方言の記録とドキュメンテーションの作成」共催、成城学園創立100周年・大学院文学研究科創設50周年記念シンポジウムにおける研究の成果をまとめたものである。このシンポジウムは、「私たちの知らない〈日本語〉―琉球・九州・本州の方言と格標示―」と題し、下地理則(九州大学)、新永悠人(国立国語研究所)、坂井美日(国立国語研究所/日本学術振興会特別研究員)、竹内史郎(成城大学)・松丸真大(滋賀大学)の各氏を講演者とし、風間伸次郎(東京外国語大学)、木部暢子(国立国語研究所)の両氏をコメンテータに迎えて行ったものである。専門的な内容であるにもかかわらず多数の一般の方々のご参加があった当日は、今まさに消えつつある言語・文化の保存を促し、そのことが「日本語」の新たな多様性の発見へとつながってゆくことの重要性を示した。さらには、日琉諸語における主語の格標示の振る舞いに分裂自動詞性が散見されること、そしてその振る舞いに取り立て性が関与していること等が明らかとなった。(中略)本書の内容は、国内での伝統的な日本語研究の流れを汲む者と一般言語学を前提に日本語研究を行う者との対話が基盤となっている。研究者としての出自が異なる者同士がしっかりと対話を行うならば、当然そこにさまざまに可能性を見出し得るはずであるが、このような意味で一つの可能性をここに形にしてお示ししたつもりである。そして編者らは、本書が予想を大きく越えた「日本語の姿」を明らかにしたものであり、また、記述・理論の両面であたらしい日本語文法の研究であると信じている。お読みになった方々には、それぞれに本書の各章を比較対照してお考えをめぐらしていただき、またの機会、ご批判・ご批正等を賜ることができればまことに幸いである。執筆者一同の心からの願いである。(「はじめに」より)統語的な現象について、予想を大きく越えた「日本語の姿」を明らかにする。記述・理論の両面であたらしい日本語文法の研究。
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