15世紀ドイツの民間に伝わる魔術のありようを最も詳しく記したDas půch aller verpoten kunst vngelaubens vnd der zaubrey(1455年~1456年)を全文翻訳。
キリスト教徒が邪信や悪魔から身を守るための術を説く〈警告の書〉として書かれた経緯を持ちながらも、魔術の実践法を記した〈魔導書〉としても貴重な歴史的資料を、詳しい訳註や解説とともに解き明かす。
ヨハネス・ハルトリープ
15 世紀はじめ~1468 年。長年ミュンヒェンの宮廷に侍医として仕える一方で、多くの著作を著した。主なものに『記憶術』、『オウィディウスの恋愛についての書』、『アレクサンダー大王物語』、『薬草本』、『すべての禁じられた術と邪信と魔術の書』、『聖ブランダンの伝説』、『奇蹟についての対話』、『婦女の秘密』がある。