
第170回芥川賞候補作! 日本人の欺瞞をユーモラスに描いた現代版・バベルの塔
ザハの国立競技場が完成し、寛容論が浸透したもう一つの日本で、新しい刑務所「シンパシータワートーキョー」が建てられることに。犯罪者に寛容になれない建築家・牧名沙羅は、仕事と信条の乖離に苦悩しながらパワフルに未来を追求する。ゆるふわな言葉と、実のない正義の関係を豊かなフロウで暴く、生成AI時代の預言の書。
九段 理江(くだん りえ、1990年9月27日 - )は、日本の小説家。埼玉県浦和市(現・さいたま市)生まれ[1]。石川県金沢市の国際ビジネス専門学院の講師、金沢市の古書店・オヨヨ書林のアルバイトなどを経験。2021年、「悪い音楽」で第126回文學界新人賞を受賞しデビュー。2022年1月、太宰治『女生徒』を本歌取りした短編小説「Schoolgirl」が第166回芥川龍之介賞候補作となり、翌年芸術選奨新人賞を受賞。同年『しをかくうま』で第45回野間文芸新人賞を受賞。