牟田口廉也

広中 一成

出版社

講談社

出版时间

2018-06-30

ISBN

9784065127285

评分

★★★★★
书籍介绍

「愚将」を生み出した原因は、昭和陸軍の組織体質にあった

牟田口廉也は、インパール作戦を失敗に導いた陸軍司令官として知られている。だが、それのみを切り取って牟田口を「愚将」と断じてしまってよいのか。また、責任は彼個人のみに帰せられるべきなのか。本書は牟田口の軍歴を丹念に追うことで「愚将」像を再検討してゆく。参謀畑を歩んでいた牟田口を、支那駐屯軍に左遷せしめた二・二六事件とその後勃発した盧溝橋事件。「常勝将軍」の名を与えたシンガポール攻略作戦。そして、大本営の裁可のもとで発動されたインパール作戦。彼の軍歴の背景から、陸軍の異様な体質が浮かび上がる。不健全な人事、不可解な決裁……昭和陸軍という組織は、自ら「愚将」を生み出したのだ。

広中 一成

1978年、愛知県生まれ。2012年、愛知大学大学院中国研究科博士後期課程修了。博士(中国研究)。現在は愛知大学非常勤講師。専門は近現代日中関係史、日中戦争史、中国傀儡政権史。著書に『冀東政権と日中関係』『通州事件 日中戦争泥沼化への道』『牟田口廉也 「愚将はいかにして生み出されたのか」』など。

目录
はじめに
第一章 エリート参謀からの転落
第二章 日中戦争の火蓋を切る─盧溝橋事件
第三章 「常勝将軍」の誕生─シンガポール島攻略作戦
第四章 インパール作戦─敗戦の責任は誰にあったのか

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